自分自身への知恵袋

日々のことやこれまでの経験で得た役立つこと(?)、その他どうでもいいことなど色々書いていこうと思います。不動産投資についても経験談など書いていきます。

トランプショックとはなんだったんだ…これまでの経緯とこれからのリスクについて

(2017/07/17 12:00追記)これまでの経緯とこれからのリスクについて大幅に修正してまとめました。

 

トランプショックとは 

2017年11月9日に発生したドナルド・トランプ氏が大統領に就任したことによる株価大暴落です。

加えて、今後経済政策の失敗で起こるかもしれない株価大暴落のことを指します。

 

2017年11月9日の「トランプショック」

大統領選前はヒラリー氏が勝利するだろうとの大方の見方により株価は上昇傾向にありました。

経済関連のニュースなどでは「ヒラリー氏が勝利し市場は引き続き安定するだろう、万一トランプ氏が勝利した場合は投資家に不安が広がり大幅に株価が下落するだろう」

といった旨の記事が数多く見られました。

 

しかし、結果は予想を覆してトランプ氏が勝利しました。これを受けて取引時間中だった日経平均株価は1000円もの大暴落が起きました。

 

これが俗に言われる2017年11月9日に起きた「トランプショック」です。

 

たった一日で終わった「トランプショック」

しかし、上記の大暴落はたった一日で終了しました。

正確には半日です。日本はじめアジアの株価は大暴落しましたが、その後のアメリカの株価はぐんぐん伸びていったのです。

翌日以降のアジア株式もそれにつられるように伸びていきました。アメリカ株式も最高値をどんどん更新していきました。

 

トランプ・ショックとはなんだったんだ…そう思われた方は沢山いたかと思います。

 

これについては、トランプ氏による絶望より期待の方が上回っていたということでしょう。

株価がアジア時間で大暴落し、欧米時間で高騰したことを考えると、地域によってトランプ氏の大統領就任は懸念材料と捉えるか、好材料と捉えるか考え方が違っていたのかもしれないですね。

結果として、この大暴落は今となってはさして大きな混乱ではなかっと言えるでしょう。

 

これから起こるかもしれない「トランプショック」

先述のトランプショックはたった一日で脅威のV字回復を遂げました。それから現在(2017年7月)まで、アメリカ株式市場は最高値を更新し、日経平均も2万円台を回復するにまで至っています。

 

しかし、トランプ大統領の政策の結果が見えてくるのはこれからです。

この先、保護貿易やメキシコの壁などによって経済が発展するとトランプ大統領は発言していましたが、実際にはどうなるのか今のところ不明です。

もし、それらの政策が失敗して明るみになると、今度こそ、2016年11月9日に起きた「トランプショック」と違い、V字回復なんてことは起きないと考えておいた方が良いでしょう。