Google AdWordsのアカウントが強制停止に。原因や理由、解決までの過程
先日、キーワードプランナーを使ってみようとGoogle AdWordsに登録を行いました。
登録直後は問題なく使えていましたが、2,3日ぐらい経過してから突然「Google の広告掲載のポリシーと AdWords の利用規約に準拠していないため、強制停止されています。」といったメールが届くという事態が発生しました。
メールの内容には今後サービスが使えないようになるといった表現があり、正直かなり焦りました。
そんなわけで今回はGoogle AdWordsのアカウント強制停止から原因調査・解決までに至った過程を紹介します。
苦情フォームから問い合わせ
検索でいくつかのサイトを調べてみると「何の違反もしていないのに強制停止されたので、苦情フォームから問い合わせを行ったら強制停止が解除された」という記事を見つけました。
私もGoogleの広告掲載のポリシーを読み返してみましたが、特に問題のある記事はないと判断したため苦情フォームから問い合わせを行ってみました。
それから数時間後、返信がありましたが内容は「当アカウントまたは関連アカウントで AdWords 広告掲載のポリシー違反が見つかったため、残念ながらお客様のアカウントは強制停止されました。」と機械的な回答でした…。
疑わしい記事を削除
その後もいくつかのサイトを巡りましたが「明確な原因はわからず、違反と思われる記事を修正・削除したことで解決した」という解決策がいまいちハッキリしない記事しか見つけることができませんでした。
私も再度、広告掲載ポリシーを読み直し、以下の記事修正・削除を行いました。
- 政治に関する個人的な意見の記事を削除
- 怪我や病気などの体験談・自分が行っている予防策の記事削除
- アフィリエイト広告を全て削除
- 個人的な愚痴や日記などを削除
政治記事に関しては中立的に書いているつもりでしたし、怪我・病気の予防策も私の体験談などの紹介なので規約違反にはならないのでは?と思いましたが、一旦疑わしい記事については全て削除(正確には下書きに戻す)という対応をとりました。
アフィリエイトについては悪意のある誘導記事ではないものの思い切って削除することにしました。
今にして思えば「ここをクリック」といった表現を使っていたり、「2万円台で購入できる腕時計を5つ紹介!」といった広告を貼り付けまくった記事を書いていたりしたので、これが悪意ある誘導と捉えられたのでは?と考えています。
再度Googleへ問い合わせ・強制停止の解除
サイト修正後、苦情フォームではなく「不承認の広告とポリシーに関する質問」フォームからから問い合わせを行いました。
送信後、すぐさまGoogleから「お問い合わせをいただきました現象は、現在アカウントが「調査中」であるために発生している可能性がございます。」という自動応答らしきメールが届きました。
この時点ではまだ強制停止が解除されていなかったので、これから再審査がはじまるということなのだと思いました。
数時間後「お客様のアカウントを担当チームが再審査した結果、広告掲載のポリシーに対する違反は確認されませんでした。」というメールが届き晴れて強制停止が解除されました。
無事に再びAdWordsを使えるようになり、一安心しました。
結局原因は?
Googleから届いたメールには「セキュリティ上の理由から、審査のプロセスに関して詳細情報をお伝えすることはできません。」と書かれているため、結局「これだ!」といった明確な原因は分からずじまいでした。
検索でアカウント強制停止についての記事をいくつか見てみましたが
- 苦情を送っただけで解除された
- 疑わしい記事を削除したら解除された
- 広告を削除したら解除された
- 電話で直接聞いて解決した
- ほとんどの記事を削除したが解除されなかった
と、解決策は人それぞれのようで、運営しているサイトの内容により解決策が変わってくるというように見受けられました。
今回は私の解決策について紹介させていただきましたが、同様の現象で困っている方の参考になればと思います。