サマーソニック2017大阪の2日目に行ってきた(ライブレポ)
先日開催されたサマーソニック(SUMMER SONIC)2017の大阪公演2日目に行ってきました。
私は毎年行っているのですが、今年はこれまでと違い楽しい雰囲気だったのでブログに残して行きたいと思います。
内容としては
- フェスの雰囲気や総括
- 出演アーティストの感想
の2つについて書いていきます。
フェスの雰囲気や環境
はじめに雰囲気や環境について書いていきたいと思います。
雰囲気(ファン層):
今年の出演アーティストはBlack Eyed PeasやCalvin HarrisといったHIP HOPやエレクトロとジャンルのアーティストが出演していたため、いわゆるパリピ(死語?)な若者をたくさん見かけました。
海なんてないのに上半身裸の男性や水着の女性グループをちらほら見かけて、例年のロックバンドが多く出演している時よりかなり客層が違うことを感じました。
(ロックバンド多めの時はバンドTシャツを着た若者からおじさんまで色んな人がいます。)
環境:
さて、水着の人がちらほらいると書きましたが、それぐらい過酷な暑さでした。サマソニ大阪は、東京と違って屋内ステージが一つしかないのが辛いところです。
エリアが大幅に変更:
2016年にステージの配置替えなど大幅なエリア変更を行いました。ですが、これが大失敗してシャトルバスが深夜になっても乗れないというトラブルがありました。
そのためか今年も再びエリアを大幅に変更していました。その甲斐あってか、メインステージへの導線が非常に良くなったように感じました。炎天下の中を歩く距離が減りったので、暑いとはいえ去年よりかなり改善されていました。
出演アーティスの感想
お次は簡単なライブレポを書いていきたいと思います。ちなみに私は音楽経験者でも無く、ノリで音楽を聴いているだけのリスナーなので、あまり大したレポになってないのであしからず(笑)
何かと話題のゲス極です。こんな機会じゃないと見ることなんてないので、優先して見にいきました。
ゲスと言えば川谷絵音が有名ですが、バンドなので当然、彼以外のメンバーがいて、そのメンバーが非常にかっこよかったです。
ベースの休日課長やドラムのほないこかなど個性が溢れるパフォーマンスを見せてくれました。
一部の曲でボーカルを担当しているほないこかは、歌うときはドラムを叩かずにステージ前に出てくるのでその度にオーディエンスから歓声があがっていました。
「川谷はゲスだが音楽はいい」なんて評判をどこかで聞いたことがありますが、その理由が川谷絵音だけでなく、メンバーたちが作り上げているからだと感じました。
何気に一番楽しみにしていたバンドです。
CHARLI XCXが急きょキャンセルとなったため、演奏時間が15分ほど早まるというサプライズがありました。早まった時間で「絆」というアルバム未収録でシングルのカップリング曲を演奏。コアなファンは非常に嬉しいサプライズだったのではないでしょうか。
海外アーティストが出演するフェスだけあって客層の違いを意識しているのか、いつもと違って「全力の俺たちを見せてやる」という雰囲気が非常に伝わってきました。前方で見ていたファンも気付いたのではないかな。と思います。
多少空回りしている感じはしたものの、本人たちもそれを口にして、それでも最後まで一生懸命パフォーマンスをして、ステージを去った彼らを素晴らし感じました。
恐ろしいほどに盛り上がっていました。
前半はきゃりーぱみゅぱみゅのCandy CandyやPON PON PONといった代表曲を歌い、中盤からは中田ヤスタカによるDJセットでした。ヤスタカプロデュースのPerfumeなどの曲をはじめ、ZEDDのStayなど洋楽を織り交ぜたリミックスで流し続け、休むことのないダンスステージとなっていました。
終盤は再びきゃりーの曲が始まり、最後の原宿いやほいはファンじゃなさそうな人も含めてみんな飛び跳ねまくっていました。
後方で見ていましたが、周りも非常にノリノリで終演後に「めっちゃアゲてきたな~」と言っているのが印象的でした。
先程UVERworldが目的と書きましたが、こちらも見てみたかったアーティストです。2007年のサマソニのヘッドライナーで、当時はチケット売り切れで行けなかったという悲しいことがありましたが10年越しにリベンジを果たせた気分です。
さて、ファーギーが不在なものの彼らのラップ・パフォーマンスは非常にかっこよく、「ファーギーがいなくていまいち残念」というような気分にならないパフォーマンスでした。BOOM BOOM POWなど活動休止前の名曲を繰り広げ、その度にオーディエンスから大きな歓声が起きていました。ラストにはオーディエンスにスマホのライトを付けるように言って、その様子がモニターに映し出されていました。会場全体が輝いた光景は本当にもう言葉にできないぐらい感動しました。
Liam Gallagher
2番目に大きいステージのトリで、スタンドもアリーナもかなり人が入っていました。
ソロとはいえ、アルバムもまだ発表していないのでOASISの曲をやるのかと思いましたが、その予感的中で一発目から「Rock ‘n’ Roll Star」を演奏して会場は大きな声援が沸き上がっていました。
私はCalvin Harrisを見るために途中で抜けましたが、かなりOASISの曲を演奏したみたいでファンにはたまらないステージだったとか…最後まで見たかったと少し後悔しています(笑)
Calvin Harris
本日のヘッドライナーであるCalvin Harrisも途中から見てきました。
もう凄い、ひたすら凄かったです。
先程のヤスタカもそうでしたが、音楽が鳴り止むことなく、ひたすらオーディエンスは躍り続けていました。
大抵フェスの会場の後ろの方は棒立ちしている人が多いのですが、パリピな感じの若者がノリノリではしゃいでいて見ているこちらも楽しくなってくる。そんなステージでした。
途中でリアーナの曲で合唱が起きたりと、ただ踊らせるだけじゃない素晴らしいパフォーマンスでした。
終わりに
最初に総括しましたが、エリア変更があって昨年と比べてかなり快適に過ごすことができました。
もうかれこれ12年ほど毎年行っていますが、アーティストのジャンルも多様化し、これまで聞いたことのないアーティストを知ることができる非常によいフェスです。
大阪はちょくちょく会場の調整や集客難などで開催が危ぶまれますが、また来年も続けて開催してくれることを願います。